前回は、半年迷ったクライアントの仕事から手を引いた話を書きました。
最後は、次の仕事がすんなり入ってきた、というところで終わっています。
でも実は、手を引く前に、大きな事件が起きていました。
今回は、そのことを書きます。
▶ 占いは答えを出すところではない。半年迷ったクライアントの仕事から手を引いた話|占い日記 #3
手を引くと決めた、同じころに
次の仕事の目処がついたので、あのクライアントの仕事から手を引こうと決めました。
ちょうど同じころ、妻の様子が突然おかしくなりました。
妻に任せていた、漏れてはいけない仕事
妻には、ある取引先の仕事を担当してもらっていました。
ここでは、その取引先をA社としておきます。
手を引こうとしたクライアントとは、別の会社です。
妻が扱っていたのは、絶対に外部に漏れてはいけないデータでした。
そして、次の新しい仕事も、このA社からいただいていました。
「奥さんから電話あったんだけど?」
ある日、自宅へ帰ると、電話が鳴りました。
A社の人からでした。
「奥さんから電話あったんだけど?」
聞けば、妻がA社に電話をかけて、こう言ったそうです。
「私のパソコンが誰かに操作されているようなんです」
外部に漏れてはいけないデータを預かっている人が、パソコンを誰かに操作されている、と言うのです。
A社にしてみれば、不安になるのは当たり前です。
A社の担当の人は、妻が精神的に弱いことを知っていました。
以前にも、休養で休ませてもらったことがあったからです。
でも、社長はそんな事情を知りません。
さらに最悪なことに……その電話のやり取りを、社長が聞いていたらしいのです。
これがどれほど大変なことか、わかっていただけるでしょうか。
発信履歴はある。でも妻は「知らない」

電話を切ってから、妻に「A社に電話した?」と聞きました。
妻は、していないと言います。
でも、A社の人は実際に電話を取っているし、着信番号も残っています。
全く意味がわかりませんでした。
なにかの間違いであってほしい。
そう思いながら、妻の携帯電話をこっそり見てみました。
そこには、A社への発信履歴が……ありました。
物的証拠はある。それなのに、妻は否定する。
これをどう受け止めればいいのか。
嘘をついているのか。それとも、電話したことを忘れてしまっているのか。
どちらにしても、おかしい。
いくら聞いても、妻は「知らない」と言うだけで、埒が明きません。
パソコンが誰かに操作されている。
それも、妄想でした。
「私を精神病にさせたいの?」
A社からは、とりあえず当面は仕事を出せない、と言われました。
仕事が途切れてしまう恐怖と、妻が豹変してしまった恐怖。
その両方を、一度に抱えることになりました。
それでも、まずは妻の状態です。
病院に行こうと言っても、妻は行かないと言います。
「私を精神病にさせたいの?」
妻の気持ちだけが、わからなかった

症状から、疑わしいものを片っ端から調べ回りました。
病気の可能性も、病名らしいものも、少しずつわかってきました。
でも、妻の気持ちだけは、全くわかりません。
妻から目が離せず、夜もあまり眠れませんでした。
そんなとき、あの占い師なら何か見てもらえるかもしれない、と思いました。
そして、占い師のもとへ足を運びました。
次回は、そのとき占い師に言われたことを書こうと思います。







